株式会社冨家機業店

ものづくりへのこだわり

工房

西陣の織元の大半が、自社の工房を持たず、出機(でばた)といわれる職人に依頼してものづくりをしている中で、当社は西陣最大規模の工房を有しています。主には肩幅程度の小幅の力織機に、ダイレクトジャカードを積んだ戦後から変わらない設備を大事に使っています。

職人さんが一台を切り盛りする

西陣の製織工程の職人さんは女性が圧倒的に多いです。当社も全員が女性です。当社には伝統工芸士がいますが、実際には十分な技術があるのに恥ずかしがってその資格を取りたがらない人が大半です。

絹糸と養蚕

世界遺産になった群馬県の富岡製糸場。明治には230万戸の養蚕農家があり、日本は生糸の世界一の輸出国でした。しかし今は、驚くなかれ、300戸程度です。1万分の1です。皇后様が養蚕を大事にしていらっしゃいますが、日本の産業ではなく、文化としての養蚕と織物を守りたいと思っています。当社は今は製糸は近くの別の場所でしていますが、富岡製糸場の監修する「富岡シルク」を使わせてもらっています。

職人の技

糸の準備から、紋紙作成、製織まで、一貫工程で、ていねいなものづくりをしています。職人の中には伝統工芸士もいます。職人一人ひとりがプライドをもって仕事をしています。

紋紙とシャットル

西陣織は、世界の大半が早くて安くてたくさん織れる産地になっていく中、小幅織機でどれだけ素晴らしい織物が織れるかどうかを課題にした産地です。ガラパゴス化し、ダイレクトジャガードにのせる大きな紋紙を使う数少ない産地になりました。紋紙一枚が絹糸一本の動きに必要で、帯一本を作るのに、予め数千から数万枚の紋紙を作ります。今は紙媒体はほぼなくなり、FDかUSBメモリになりましたが、織物の表現は、この紋紙づくりにかかっており、膨大な労力がかかる工程です。

会社概要

会社名
 株式会社冨家機業店
 Tomiie Textile Industry Corporation

住所
 〒602-8335
 京都市上京区一観音町428番地(七本松通中立売上ル)
 428 Ichikan-non-cho Kamigyo Kyoto Japan

工房
 〒602-8495
 京都市上京区新猪熊町384-1
 384-1 Shin-Inokuma-cho Kamigyo Kyoto Japan

連絡先
 TEL : +81-075-463-1234
 FAX : 075-463-1244
 EMAIL : info@tomiya.biz

代表者
 代表取締役社長 冨家 靖久
 President Yasuhisa Tomiie